別府に戻ってきて約3ヶ月になるが、本格的な山岳はまだ走っていない。 勾配という点では、市街地から家までが直線で平均勾配7.5%という恵まれた環境にいるのだが、いかんせん距離が短い。 そこで、今日は標高約600mにある志高湖まで走ることにする。 家から志高湖へは52号線と九州横断道路を経由する。 ただし、まずは祖父母宅へ向かう。
まずは52号線を下る。 寒いので下りは飛ばしたくはないのだが、この辺りは勾配がキツいためブレーキレバーを離すとあっという間に速度が30km/hを超えてしまう。 路面の悪い52号線で速度を上げたくないためブレーキをかけながら下る。
祖父母宅で所用を済ませ、いざ志高湖へ向けて出発する。 今日は登坂トレーニングが目的だから祖父母宅から出発するほうが長時間のヒルクライムを満喫できていいだろう。
原町、上原町を通り山を目指す。
板地川沿いの道を登り、生目神社の鳥居をくぐってさらに登る。 そこから生目神社の前を通過し、高速道路の高架下をくぐって堀田へ。
筆者が上京する前にはなかった堀田温泉横を通り、白糸の滝を撮影。 さらに山へ向かい、九州横断道路へと出る。 九州横断道路をしばらく走ると、左に『見返坂展望台』がある。 しかし、木が邪魔で別府市街を見下ろすことができない。 筆者が上京する前は、前面の木々は切られていて景色を楽しむことができたのだが、今は木しか見えない。
もはや展望台ではない『見返坂展望台』からしばらく走ったところで道路は片道2車線になる。 そういえば、この先の池(貯水池)で中学生から高校生になるぐらいまで釣を楽しんでいたな。
15年ぶりの貯水池を撮影し、さらに登る。
キツいヘアピンを3つほど抜けると『別府ロープウェイ』の駅が見えてくる。 今度、久しぶりにロープウェイで鶴見岳の山頂に登ってみようと思いつつ通過する。
少し進むと食事処を発見...あったなそういえば、こんな店が。 名物『だんご汁』は地元の人間なので別に食べたいとは思わないため、ここもそのまま通過する。
さらに1つヘアピンを越えるといよいよ志高湖への分岐点である鳥居(地名)へと差しかかる。 この鳥居の交差点をそのまま真っ直ぐ進むと湯布院まで行くことができる。 しかし、今日の目的地は志高湖なので左折する。
左折すると数mで別の交差点があり、真っ直ぐ進めば志高湖方面に、右折すると由布川峡谷に行くことができる。 由布川峡谷も目的地としてはとても魅力的なのだが、今日は志高湖へと向かう。 由布川峡谷に行く機会はまだまだあるだろう。
新築の東山小中学校を越え、もう営業していないと思われる『志高ユートピア』の横を通過し、志高湖を目指す。
山道をしばらく走って志高湖へ到着した。 15年ぶりの志高湖は...平日だけあって誰もいない。 湖の周囲に舗装された遊歩道があるのでとりあえず1周しようかな。
遊歩道を走っていると『何たら探索路』という案内板を発見する。 どうやら、ここから神楽目湖や由布川峡谷、乙原の滝まで歩いていくためのコースがあるようだ。 コースは当然ながら山道である...おそらく船原山の登山道や大昔の旧道(山道)を通るのだろうが、相変わらず無茶な企画だ。 『べっぷ鶴見岳一気登山道』といい『別府一周遊歩道』といい、どんだけハードなコース設定なのだ。 ま、筆者はこういう無茶な企画は大好きだったりするのだが。
湖面と鶴見岳をバックに愛しの4号車を記念撮影...腹減ったのでとりあえず帰ろう。 志高湖を後にして九州横断道路へと戻り、ダウンヒルを楽しんで自宅へ戻る。