2003年10月に豊水橋から入間川と荒川を下り笹目橋まで走ったのだが、その時は渡河をしたり、砂利道を走ったりとかなり悲惨な目にあった。 河川敷のサイクリングコースというのは片岸だけが舗装されていることも多いため、橋を渡って右岸・左岸を行き来して走らなければならないことも多い。 また、サイクリングコースは他のサイクリングコースや遊歩道と接続されていることも多く、気がつくと別の道を走っているということもある。
そのため、初めてのサイクリングコースではまず最初に時間をかけて調査をすることがとても重要になる。 今回はその調査が目的であり、笹目橋から鳥羽井沼公園まで舗装路で走ることが目標である。
武蔵野大学前のセブンイレブンで永山と合流、一服してから出発し、富士街道を進む。 富士街道を進むと、目白通りと笹目通りの交差点にぶつかる。 横断歩道がないため自転車専用スロープ付きの歩道橋を渡って笹目通りに入る。
今日は笹目通りの交通量が少なく走りやすい。 笹目橋の少し手前のマクドナルドのある交差点を左折し、ココストアで休息をとる。 ココストアといえばハッシュポテトを食べなくては。
ココストアに入りドリンクを手に取りハッシュポテトをパックに詰める。 ふと、隣にあるフランクフルトと豚串にも魅力を感じそれもパックに詰める。 300円の幸せをかみ締め、一服してからサイクリングコースを目指す。
右岸の土手を上っていつも休憩している場所へ。 ここから土手を下れば荒川のサイクリングコースなのだが、驚いたことに土手上も舗装されている。
笹目橋から下流側は土手下のサイクリングコースしかないが、上流側は土手上が新たに舗装されているようだ。 笹目橋から上流側の土手下のサイクリングコースは舗装状況がよくないところもあるため新しい土手上のサイクリングコースを走ることにする。
右岸土手上の新しいサイクリングコースはとても走りやすい。 しかし、幸魂大橋をくぐりしばらく走るとサイクリングコースは突然終わる。 終わったというか30mほど途切れているのだ。
途切れている原因は目の前に鉄橋があり、土手と鉄道の高さがほぼ同じであるためだ。
土手を下って、鉄橋をくぐる。 くぐった先の土手を上り、再びサイクリングコースを走る。 しばらく走ると秋ヶ瀬橋の少し手前で一般道路へと出る。
秋ヶ瀬橋の下には公園がありローディーが公園の道を走っている。
秋ヶ瀬橋を左岸へ渡りそこから秋ヶ瀬公園に入り、公園内の道を上流側へ進む(注意 : 秋ヶ瀬橋から上も右岸を走るのが正解)。 約3.0km進むと羽根倉橋の手前でT字路にぶつかる。
T字路を左右どちらに進むべきかわからないため目の前の丘のような場所に登ることにする。 マウンテンバイクではないのでこんなところは走りたくはないのだが、乗ったまま登る。 登ってあたりを見渡すが、どちらにいくべきかはやはりわからない。 悩んでいると小型犬がやってきて永山とじゃれている。 どちらに進むべきかわからないのでとりあえず左岸を上ることにする。
羽根倉橋から約5.5km上ると治水橋へ。
治水橋を右岸へ渡り、近くの自動販売機の前で休息をとる。 休憩を終え、このまま右岸を上ろうかと思ったが右岸の土手は舗装されていない。 治水橋を渡って左岸へ戻り、上流を目指す。
治水橋から約2.8kmで川越線を越え、そこからさらに約500m進むと上江橋の手前で一般道路へ出る。 上江橋の下をくぐってさらに上流へ進む。 サイクリングコースの脇に『ふれあいんぐロード』という案内板が立っている。 そうか、この辺りの荒川サイクリングコースは『ふれあいんぐロード』というのか。
後日調べたところ、上江橋をくぐって左岸を上るのは間違いであり、橋の下流側歩道の途中からスロープを下りサイクリングコースに入るのが正解である。 上江橋をくぐると、ふれあいんぐロードに入るが、ふれあいんぐロードは荒川サイクリングコースとは別ものである。 この日は、ふれあいんぐロードに入ってしまったため後で困ることになる。
ふれあいんぐロードを上流目指して走る。
太郎右衛門橋を越えてそのまま左岸を上ると、古墳の案内板を発見、休憩することに。
休憩を終え、再び走り出そう...と思ったが永山のクリートに土が詰まったためここでお掃除タイム。 クリートの掃除を終え、上流を目指す...が、道が突然ダートになり、そしてサイクリングコースらしきものが見当たらなくなってしまう。
一度、古墳の場所まで戻るが、どうもこの古墳の地点ですでに間違えているようだ。 永山が持ってきている荒川サイクリングコースの地図を見ると...ここは荒川サイクリングコースではないようだ。 どこから間違ったのかはわからないが、太郎右衛門橋から上は右岸を上らなくてはならない。 なるほど、ふれあいんぐロードに入った時点で間違っていたのだろう。
ふれあいんぐロードを下って太郎右衛門橋まで戻る。
太郎右衛門橋を渡り右岸を上る。 しばらく走ると沼と公園らしきものが見えてくる。
ゴール、鳥羽井沼公園に到着した。 天然の沼なのか貯水池なのかはわからないが、それほど人は多くいない。 釣りをしている人が一人と、『やじま』という店で休憩しているローディーが数人いるだけである。
『やじま』はローディーが集まる店として有名らしい。 下流は『レストラン さくら』が有名だが、中流は『やじま』なのか。 この『やじま』、ローディー有志によりホームページの運営もされているらしい。
今回はやじまには入らず下流へ引き返す。
下流へ下りながら正しいルートを模索してみる。
鳥羽井沼公園から太郎右衛門橋までは右岸が舗装されている。 というより、左岸はふれあいんぐロードであって荒川サイクリングコースではない。
太郎右衛門橋から下も右岸を下るのが正解である。 右岸を下っているといつの間にか中州のような場所を通ることになり、入間大橋へと出る。 入間大橋で右岸へ渡ると入間川サイクリングコースに入れるのだが、今回はそのまま中州を下る。
中州を下っていると上江橋をわずかに過ぎた辺りでサイクリングコースがUターンし、スロープを登って橋の歩道へと出る。 この上江橋を左岸へ渡り、一般道路を少し走るとサイクリングコースへと出る。 なるほど、上江橋をくぐったのが間違いだったのか。
左岸を下ると羽根倉橋へ出るので渡って右岸を下る。 しばらく下ると秋ヶ瀬橋へと出る。 秋ヶ瀬橋から先もそのまま右岸を下ると笹目橋へと到着した。