ここ2週間ほどトレーニングをしていない。 寒いからとサボっていると去年のトレーニングが無駄になってしまうので、いいかげん走ることにする。 幸いにも今日はこの季節にしては暖かいので、葛西臨海公園まで行くことにする。 ウェアはタイツと長袖ジャージ + ウィンドブレーカ、グローブは冬用である。
待ち合わせ場所である武蔵野大学前のセブンイレブンに10分遅れで到着したが永山がいない。 30分待ってもこないので、永山のアパートまで行くが部屋がどこだか覚えてないし、トレーニング用の財布しか持っていないため電話番号もわからない。 前日吉岡に電話したので、その番号をなんとか思い出し、吉岡に永山への連絡をお願いすることに。 しばらくして永山登場である。
いつものように富士街道を進み、歩道橋を渡って笹目通りへと入る。 前回のトレーニングの後に、ステムとサドル、シートピラーを交換したためポジションがしっくりこない。 上半身は振れているしペダリングがギクシャクしてどうにも気分が乗らない。 また、ごはんをしっかり食べなかったためエネルギー不足というのもあって輪をかけて楽しくない。
荒川に到着したが走りは相変わらずダメダメである。 モチベーションが下がると自然に速度も下がり、20km/hを下回るほどに。 永山は通常ペースなので、赤水門(隅田川への分岐)の手前で、すでに姿は見えない。 さらに国産の雄TESTACHにも抜かれる。 速度を上げ30km/hでTESTACHについていくが、いつの間にか速度は20km/hに...
今日は暖かいためかサイクリストがたくさん走っている。 今まで荒川を走った中で一番多いかもしれない。 しかし、なぜかメジャーなヨーロピアンバイクはあまり見かけず、アメ車や国産車、国産オーダーフレームを多く見かける。 ヨーロピアンバイクで記憶に残っているのはDE ROSAぐらいで、COLNAGOもPINARELLOもCARRERAもFONDRIESTもTIMEもLOOKも見ていない。 そういう日もあるんだろう。
ノロノロと走り葛西橋にて先に到着している永山と合流する。 葛西橋の前の一般道への分岐路で紳士がラジオコントロールカーを走らせている。 エンジン搭載で白煙をあげながらかなりのスピードで走っている。 最高速ではきっと負けるな...と思ったが地球への優しさでは負けないだろう。
葛西橋を渡ってしばらく走り、葛西臨海公園へ到着した。 葛西臨海公園のレストラン『ブルーマリン』で昼食にする。 ブルーマリンは観光地のレストランにしては値段が高くないし、メニューも豊富で味もいい。
以前食べた『幕の内のハンバーグ』が食べたかったのだが限定50食ですでに品切れとのこと。 なので筆者は生姜焼きを、永山はカツカレーを注文する。
生姜焼きとカツカレーを堪能してレストランを後にするが、せっかくここまで来たので他にもなにか食べておきたい。 窓口販売している軽食店でビッグカレーパンとフランクフルトを購入。 レストランから出た時点ではソフクリを注文するつもりだったが、徐々に身体が冷えてきて、とてもそんな気分にはなれない。 ビッグカレーパンは生地にもカレーが練り込まれておりとても美味しいが、フランクフルトはイマイチだ。
帰りは荒川の左岸を上ってみる。 左岸は舗装の面では右岸よりも若干劣る区間もあるが、野球場やサッカー場などの施設が少ないため人があまりおらず走りやすい。 途中、未舗装路や荒れた路面がごくわずかにあるが、現在右岸の一部が工事中であることを考えれば何の問題もない。 今日は左岸でどこまで快適に上れるか試してみようと思う。
昼食が効いたのか力が湧いてきているし、ペダリングもスムーズになってきている。 前回のトレーニングの後に交換したステムやサドル・シートピラーのポジションに体が慣れてきたのだろう。 絶好調ではないが、普段のトレーニングの波の範囲に収まっている。 赤水門を横目にみながらさらに左岸を上っていく。
永山が『これが "さくら" か』と言いつつ右前方を眺めている。 永山情報によれば『レストランさくら』というサイクリストが集まる場所の1つだとか。 今は満腹なので寄らないが次回はぜひ試してみたい。
レストランさくらから上流は路面が悪くとても走れたものではない。 左岸は河口から赤水門まではとても走りやすいが、赤水門より上は避けた方が無難である。 橋でいえば鹿浜橋から下流の左岸は走りやすいということである。