続いては、夏の装備です。 最も頻繁に身にまとうことになる格好です。
膝上約15cmまでのパッド入りの自転車専用パンツです。 ペダリングの邪魔をしないようになっており、一度着用すると手放せなくなります。
パッドがサドルへの荷重やサドルからの衝撃を分散/吸収するため、長時間の走行でもお尻が痛くなりにくいです。
パッドが薄いものは着心地がよいがお尻の痛みは軽減されにくく、逆にパッドが厚いものは着心地がよくありませんがお尻の痛みは軽減されます。
レーパンは直接身に着けるもので、下着は履きません。
半袖ジャージの下に着る通気性に優れた薄手のインナーです。
汗を外側に逃がす役目を果たすため、着用していると汗をかいた時の気持ち悪さが軽減されます。 予算が厳しい場合には購入しなくてもよいですが、快適性に優れるためぜひ購入して欲しいところです。
自転車専用のジャージで、前傾姿勢でフィットするように背中側が長くなっています。
また、走行中にバタつくことのないように伸縮性の高い生地で体にフィットするようにデザインされています。 背中にポケットが付いており、貴重品や補給食を入れておくのに重宝します。
背中のポケットは、通常は大 x 1、小 x 2の合計3つに分かれています。 ポケットの口にゴムが入っていて口が閉じるものが、中身の落下の危険が少なくていいでしょう。
自転車専用のソックスで、丈が低く、通気性に優れています。
足裏の部分に施されているプリントが、シューズ内での足の滑りを抑えるというところが自転車に特化した機能だと思っているのですが、一般的なスポーツ用ソックスとあまり変わらない気もします。
高いものではないので、自転車専用のものを購入したほうがいいでしょう。
落車で怪我をしないようにグローブは必ず装備するようにしましょう。 なお、グローブ無しでロードバイクに乗っているとあっという間に手がしびれて感覚がなくなってしまいます。
レーサパンツやジャージは、自転車専用なだけあって一度着用すると手放せなくなる快適さです。 人目が気になり抵抗を感じる人もいるかと思いますが、ぜひ挑戦してみてください。