まずは、季節に関係なく必要となるウェアです。 これらは、年間を通して身につけることがほとんどです。
落車や事故の際に頭部を保護するヘルメットです。
ロードバイクは、平地でも30 〜 50km/h、下りでは70km/hをも簡単に超えてしまいます。 そのため、ヘルメットの着用は欠かせません。
ヘルメットの未着用はハッキリ言って自殺行為です。 予算に限りがあるのであれば、車体の価格を下げてでもヘルメットを購入するようにしましょう。
ヘルメット選びのポイントは通気性の良さ(穴の多さ)とフィット感です。 ヘルメットはメーカによって内側の形状が異なっており、また、サイズも複数用意されているので、実際に試着して自分の頭にフィットするものを選びましょう。
ぐらぐら動かず、どこか一箇所だけが強くあたることのない形状とサイズのものを選ぶようにしましょう。
ロードバイク乗りが最も憧れるのはイタリア Giro(ジロ)のヘルメットですが、残念ながら日本人の頭にはフィットしにくいです。
私はイタリア MET(メット)のIPPOGRIFOという製品を使用しています。 METの製品は日本人の頭にフィットしやすく、(Giro以外のメーカの中では)デザインもよい上に値段も安いです。
日本のOGKやアメリカのBELLも日本人にはフィットしやすいという評判を聞くことが多いです。 以前は、デザインの面でかなり不満のあった両メーカですが、最近はデザインが良くなっており次回のヘルメット購入時には候補に入れようと考えています。
ほこりや虫から目を守るためのサングラスです。
視界の確保のため、レンズ面の広いものを選ぶのが良いでしょう。 日中は色付きレンズ、日没後はクリアレンズに交換できるよう、レンズ交換タイプのものがオススメです。
日本人は顔の横幅が広いので、なるべく広いレンズのものを選びましょう。
私はRUDY PROJECT(ルディ・プロジェクト)のFree Onという製品を使用しています。 Free Onは、機能性やデザイン、価格の面でも満足できる製品なのですが、ジャージの背中のポケットに交換レンズを入れたまま壁に寄りかかってしまいレンズを割ってしまったことがあります。
Free Onのレンズが左右一体型であることが割れやすい原因だと考えていますが、左右別体型だとレンズ面がどうしても狭くなってしまい快適な視界が得られないため、今のところはFree Onで満足するしかないところです。
ビンディングペダルを使用する場合はペダルの規格に合ったものを、使用しない場合も自転車専用のものを使用するのが良いでしょう。
サイズは、シューズの中で足が動いてしまうことのないピッタリしたものが良いですが、あまりキツ過ぎると指を痛めるので注意が必要です。
冬にも走るのであれば、厚手のソックスやソックスカバーを着用することを考えて、余裕があるが夏用ソックスでも足が中で動かないものを選ぶのがいいでしょう。
私はイタリア SIDI(シディ)のENERGY 2とGENIUS 5という製品を使用しています。 SIDIの製品は、日本人の甲高で幅広の足にもフィットしてくれるのでとても満足しています。
日本のSHIMANOも日本人の足には当然フィットしそうですが、私は試したことはありません。
ヘルメットは、落車や事故の際に頭部を保護する重要なウェアです。 車体の予算を下げてでもヘルメットは必ず購入するようにしてください。
サングラスやシューズも、快適なライディングを支えるためのアイテムです。 じっくりと身体や用途に合ったものを選びましょう。