今日は車で長野県の乗鞍岳まで行く。 自転車を始めて3年になるが、最初に興味が湧いた大会が『マウンテンサイクリングin乗鞍』だ。 今年は出場しないし来年も出場するかはわからないが、必ず出場したいと思っている大会である。 今回はその大会のコースを試走するのが目的だ。
調布市から中央道に入る。 しかし、渋滞している...うーん、どうするか。 このまま中央道で行くか、一般道を通るか悩ましいが、このまま進むことにする。 中央道から長野道へ入り松本を目指す。
松本市へ到着、コンビニで休憩する。
本日の宿までのルートを確認すると、ここから宿のある安曇村までは40kmほどである。 休憩を終えて安曇村へ向けて出発する。 途中『梓湖』というダムを通るのだが、そこのトンネルで信じられないものを目にすることになる。
トンネルへ入ってすぐ渋滞にはまる...うーん、ここまであまり混んでいなかったがここから先は混んでいるのだろうか。 そのままトンネルの中を進むと...なにやら前方上に緑色の光、そして左前方からこちらに向かってヘッドライトが照らされている。 対向車のヘッドライトがなぜ左から?...おっ!!、交差点だ!!、そして上の光は信号じゃないか。
そう、トンネル内にY字路がありここで進路が2つに分かれているのだ。 信じられない...トンネルの中に交差点と信号があるなんて見たことも聞いたこともない。 少しの感動を覚えながら、Y字路を左へ進む。
トンネルを抜けGPSが再び作動を始める。 うーむ、道を間違えたかな。 しかし、遠回りにはなるがこのまま進んでも本日の宿『舞』にはたどり着くことはできそうなのでこのまま進むことにする。
交通量は徐々に少なくなり、いつの間にか山道に...地図を確認すると、ここは上高地乗鞍林道となっている。 峠へ向けて標高が高くなり、辺りには何もない。 すでに対向車などなく、そしてAUの携帯もついに圏外になる。
人の気配も対向車もない林道を抜け、安曇村の乗鞍観光ホテルのそばへ出る。 少し麓へと下ったところで本日の宿『のりくらの宿 舞』に到着した。