自転車での走行距離の過去最長記録は、武蔵野市 〜 奥多摩周遊道路 〜 武蔵野市の149kmである。 今日はその記録を超える夢の150kmライドを目指す。 マップで調べたところ、荒川の下流(葛西橋付近)から旧江戸川までは3kmと離れていない。 荒川を下り、そこから旧江戸川を上って江戸川に合流すれば、そこからは距離の長い江戸川サイクリングコースを走ることができる。
ウェアはタイツと長袖ジャージ + ウィンドブレーカ、グローブは夏用と春/秋用である。 武蔵野大学前のセブンイレブンを出発し富士街道、笹目通りで荒川へ向かう。
いつものように笹目橋を少し上った辺りの土手で休憩する。 休憩を終え、荒川をマフェトンで下り河口に向かう。 途中から普段通らない左岸を下り河口を目指す。
湾岸線の下のあまりよくない路面を下って河口へ向かう。
河口に到着、河口から0kmの標識を発見、しかし文字の意味がわかりづらい。 H 2003とは平成でかつ2003年ということなのか?...
夢の150kmを達成するためにはあまり無駄な時間を費やすわけにはいかない。 そろそろ出発しようかと思い、愛車にまたがると...パンクしている... 途中、砂利道を通ったが、そこで尖った小石が刺さったようだ。 前輪を外しチューブを交換し、インフレーターで空気を送り込むが、ぜんぜん膨らない。
永山のインフレーターを借りて作業するとちゃんと膨らむ。 筆者のインフレーターが壊れているようだ。 インフレーターを一度分解して組み立て直してから再度挑戦... 今度はちゃんと空気が送り込まれている。
パンク修理を終えて旧江戸川へ向かう。
葛西橋通りを2.8kmほど北上すると旧江戸川に到着した。
しかし、旧江戸川沿いのサイクリングコースはすぐに終わってしまう。 江戸川に合流するまでは一般道を進まねばならないようだ。
迷いながらもなんとか江戸川に合流する。 お、ちゃんとしたサイクリングコースがあるじゃないか。 土手には荒川のように野球、乗馬、パラグライダー、ラジコンなど様々な趣味を楽しむための施設があるが、サイクリングコースに関しては多摩川と同じような感じである。 やはり、道幅や舗装の面で荒川は別格だ。
江戸川サイクリングコースを上り78km地点である三郷市を目指す。 そうすれば往復で150kmを下回ることはないだろう。 MP3プレイヤーでMisatoを聴きながら三郷市を目指しているなんてちょっと不思議。 快調に飛ばし江戸川を上ること20km、ようやく三郷市に到着した。 コンビニで腹ごしらえし、同じコースを帰るべく引き返す。
今度は江戸川サイクリングコースを下るが、なぜか上りよりも速度が落ちている。 上りで快調だったのは上流に向かって風が吹いていたからのようだ... そんなこんなで江戸川を下り終え、旧江戸川と葛西橋通りを経由して荒川へと戻る。 現在の走行距離は110kmである。
楽しい荒川をひたすら上る。 暗くなっていてあまり飛ばせないし、気温も下がってきているので、まあのんびりなペースである。 走行距離が120kmを越えたあたりで、身体がツラくなってくる。 硬いアルミフレームの影響だろうか?
130km地点で身体が思い通りに動かせなくなってきたので、休息を入れることにする。 普段の練習での走行距離は100km〜120kmなので、それ以上は身体が慣れていないため疲労が激しいのだろう。 10分ほど休んで身体をリフレッシュし、再スタートする。
137km地点のGUSTで夕食をとる。 食事のおかげか、武蔵野市まで戻る力がなんとか蘇ってきている。 15km先の武蔵野市を目指し笹目通り、富士街道をなんちゃってペースで走行する。 正直、『もうどうにでもして』という感じである。
ようやく武蔵野市へ到着、走行距離は154kmである。 記録更新は嬉しいが身体がもたなかったのが悔しい。