今日は多摩湖まで走り、帰りに東村山市のうどんの名店『きくや』でうどんを楽しむ計画である。
まずは大久保の車が駐めてある駐車場に集合、筆者のロードバイクを輪行袋に入れて大久保のSKYLINEに積んでみる。 三週間後に霞ヶ浦一周サイクリング大会に出場する予定なのだが、その遠征の時に大久保が自分のロードバイクをSKYLINEに積んで現地まで運べるかどうかを確認するためである。 大久保のロードバイクは筆者と同じant☆res 201なので筆者のロードバイクで試すのだ。
助手席に輪行袋に入れたロードバイクを積み込む...うーんギリギリだが、まあなんとか安全に運転できる状態で積み込めている。
続いて大久保のロードバイクのステムを交換する。 前傾がきついため短めのステムに換えるのだ。
五日市街道を柳橋で右折して武蔵境通りを北上、西東京市で左折し旧青梅街道へと入る。 旧青梅街道に入って9.0kmほど走ったところで立川通りへの分岐点であるY字路へと差しかかる。
立川通りは五日市街道から多摩川へ抜ける場合によく使っている。 武蔵境通りと鶴川街道を南下して多摩川原橋から多摩川を上るのも好きだが、五日市街道と立川通りで多摩川日野橋まで行きそこから多摩川を下るのもなかなかいいものがある。 その立川通りの起点がこのY字路なのだが、ここから立川通りに入ったことはまだない。 立川通りを上手く走れば、旧青梅街道と五日市街道を組み合わせたコースができそうだなと思いつつ、今日は分岐を右へと進み、そのまま旧青梅街道を走る。
Y字路を過ぎおよそ1km...ここはもう東大和市である。 さらに2kmほど進むと、庚申塚にて車線数の多い幹線道路と交差する...そう青梅街道だ... 青梅街道には入らずそのまま旧青梅街道を進む。
青梅街道は片側三車線で路面はとにかくフラット...だが、ロードバイクでは旧青梅街道の方が走りやすい。 青梅街道はフラットだが表面は粗く、旧青梅街道は波打っているが表面は滑らかなのだ。 青梅街道は『平らなおろしがね』、旧青梅街道は『ゆがんだガラス』と表現すればいいだろうか。
庚申塚から1.8kmのところに多摩湖への案内板があるので、ここを右折して多摩湖へ進む。
それなりの勾配を登ってようやく多摩湖へ出る。
ここから反時計回りに3kmほど走り、いつも休憩している食事処へと到着した。 多摩湖は自転車を始めた頃に良く走っていたがロードバイクに乗ってからはほとんど走っていない。 多摩湖の周りは車道とサイクリングコースがあるのだが、サイクリングコースは歩行者が多く危険であるためだ。 かといって車道は路面が悪くて走りにくいし、なにしろ多摩湖を周回している車道は自転車禁止である。
湖畔の食事処でしばし休憩し、うどんの『きくや』へ向かう。
昔、よく多摩湖を走っていた頃に、多摩湖サイクリングコースのそばにうどんやを見かけていたような記憶があるので、そこを目指してみる。 多摩湖サイクリングコースを西東京市へ向けて走る。
しばらく走ると、うどん屋を発見...屋号は『きくや』となっている。 よかった、本当に運だけで『きくや』にたどり着くことができた。
『きくや』は手打ちのため一日の玉数が限定されているとのこと。 いつも午後1時30分には売り切れるらしいが、今は12時30分なので大丈夫だろう。 有名な店だけあって店内は満席だったが、10分ほどで店へ入り席へ。 メニューを見ると、『つけ麺3L』、『つけ麺4L』、『つけ麺5L』、『つけ麺3Lミックス』、『つけ麺4Lミックス』、『つけ麺5Lミックス』などとなっている。 うーん、3Lや4Lというのが麺の玉数だと思うのだが、これでは中身が良くわからない。 後で調べたところによると、注文の仕方は、麺の量(3L/4L/5L/6L...)、つけ汁の種類(肉汁/冷汁)、トッピング(かき揚げ/刻み海苔)から選ぶのが正解とのことだ。
メニューにはその他にも、『肉うどん』など悩まずに注文できそうな品もあるが、永山と大久保は『つけ麺』を注文する。 続いて筆者が『肉うどん』を注文すると、店のおばさんが『え?肉うどん?うちはつけ麺が美味しいのよ』と。 しかーし、肉うどんが食べたいので『肉うどん』で押し切る...つけ麺はまた食べに来ればいいし。
『肉うどん』が運ばれてきた...麺はコシがあってもっちりして弾力がある。 うん、おいしい。 普段そんなにうどんを食べないので正確なところはわからないのだが。 永山と大久保の『つけ麺』も二人の感想では美味しかったとのこと。 次回は『つけ麺』を頼んでみようかな。
『きくや』を後にし、武蔵野市目指して多摩湖サイクリングコースを西東京市へ向かって走る。