ここ最近、サイクリングコースでのでの自転車の立場が悪くなってきています。 理由は歩行者とのトラブルや事故が多くなっているためです。 自転車の走行を快く思っていない人々からは、自転車を締め出そうという声も上がっているようです。
ほぼ全てのサイクリングコースは、自転車歩行者専用道路であり、自転車専用道路ではありません。 自転車歩行者専用道路ということは、歩行者が優先ということです。
また、一般道路での自転車のマナーが問題になることも多くなってきています。 信号無視や無灯火、内側の車線の走行などが原因です。
これ以上自転車の立場が悪くならないようマナーを守っての走行を心がけましょう。
ここでいう荒川サイクリングコースとは下流側の災害時緊急道路も含みます。 荒川では上江橋より上流はサイクリングコースなのですが、それより下流側は災害時緊急道路です。 しかし、走っている人のほとんどはサイクリングコースだと思っていますので、ここでは下流の災害時緊急道路も含めて扱っています。
2010年の4月に荒川河川敷運用ルールが定められました。 そのルールのうち自転車に関連する項目は以下です。
しかし、2014年の3月にはこのルールは改正されました。 改正後の新たなルールでは自転車に関連する項目は以下のように定められています。
ロードバイクで快適に走れる場所がなくなるのは困ります。 上記ルールを守って走りましょう。
自転車歩行者専用道路から自転車が締め出されるのは困ります。 マナーを守って歩行者とトラブルにならないように走りましょう。
自転車歩行者専用道路では以下のことにも注意しましょう。
他の自転車や歩行者を後ろから抜く場合は、どちら側から抜くか声をかけてから抜きましょう。 例えば『右通りまーす』のように声をかけてから抜くのがいいでしょう。 もちろんいつでも止まれる速度に徐行しましょう。