自転車をはじめた頃は多摩湖(村山貯水池)ばかり走っていた。 しかし、路面の悪さや歩行者の多さから最近は敬遠しがちで、今シーズンはまだ1度しか多摩湖を走っていない。 旧青梅街道を走りたいこともあり、久々に多摩湖に行くことにする。
西東京市から旧青梅街道に入る。 前回の感想と同じく、旧青梅街道はとても走りやすい。 武蔵野市から15km地点で多摩湖への案内板を発見、右折し多摩湖への坂を登る。 多摩湖までの坂は体感で平均勾配7〜8%ほどだろうか。 登り終えると鹿島休憩所のトイレの前に出る。
まずは狭山湖(山口貯水池)に行ってみる。 狭山湖は多摩湖と同じく人口の貯水湖である。
狭山湖と多摩湖は隣接しており数kmほど走ると狭山湖へ到着した。 狭山湖は多摩湖とそっくりだが、休憩施設などが湖面を望める位置にあるなど、のんびりしたい人には多摩湖よりも楽しめるかもしれない。
多摩湖もそうだが、湖面に突き出ている取水塔がとても美しい。
狭山湖は耐震強化工事を行ったばかりらしく、施設全体がまだ新しい。
天気が良ければ富士山が望めるらしいが、今日はダメそうだ。 空気が澄んでいる冬の早朝などであれば、可能性がありそうだが、冬の早朝に来るのは勘弁。
多摩湖へと戻り、いよいよメインの多摩湖周回へと突入する。 筆者は反時計回り、永山は時計回りで走ることにする。 筆者は反時計周りするため、堤防の北側からスタートするが、多摩湖は現在工事中で堤防の上は通行止めになっている。 そのため一般道に出て迂回しなければならない。 なので周回はやめて、振り子のように走ることにする。 最初の反時計回りをサイクリングコースで、次の時計回りからは車道を走ってみたが、どちらも走りにくい。 以前は多くみかけたローディーもほとんど見かけない。
4周ほど走って永山との待ち合わせ場所に到着した。 待ち合わせは16:00で、それ以前に待ち合わせ場所を通過したらもう1周走るというルールを決めてあったので遅くても16:30には戻ってくるだろう。
16:40分になっても永山は戻ってこない。 本来は1周約30分なのだが、今は堤防を迂回しなければならないため約40分かかる。 あと5分待って生還しなければケータイに電話しようかと思っていた矢先、永山が車体を押して戻ってきた。 タイヤが2度もパンクしたそうだ。
最初のパンクを修理し、予備のチューブに交換して走り出したところまたパンクしたとのこと。 筆者が予備チューブを2本持っていたためそれを使用してパンク修理する。 これで残りは一本なので、慎重にチューブを入れタイヤをはめる。
帰りは多摩湖サイクリングコースを通って帰ることにする。 途中、花小金井のジョナサンでディナーをとり、そこからは小金井街道と裏道を通り武蔵野市へと戻る。 旧青梅街道は走りやすくて良いが、多摩湖はイマイチだ。 シーズンで1度か2度走ればいいかなという感じである。