状況に応じたハンドルポジション
ロードバイクのハンドルはドロップハンドルという独特の形状をしています。 ドロップハンドルは、様々なポジションを取ることができるようになっているので、状況によって適切なハンドルポジションをとりましょう。
各ハンドルポジションの紹介
多用することになるだろう基本的なポジションから、滅多に使わない中級レベルのポジションまでを以下に紹介します。
基本ポジション(通称:ブラケット)

基本ポジション(2本がけ)
ブラケット(STIレバーのゴムの部分)に親指をかけ、ブレーキレバーに人差し指をかけるポジションです。 人差し指だけをブレーキレバーにかける握り方を1本がけ、中指もかける場合は2本がけ、薬指もかける場合は3本がけと呼びます。
このポジションでは、すぐにブレーキをかけることができます。 そのため、一般道路で多用することになります。
ギャップで手がブラケットから離れてしまうことのないよう、小指はブラケットを下から包み込むように握ってください。
リラックスポジション(通称:肩)

リラックスポジション
ハンドルの肩の部分を握るポジションです。 基本ポジションよりも、やや後方を握ることになります。
上体が起きるため、基本ポジションよりも呼吸が楽になります。 また、いざという時には手を前にずらすだけでブレーキをかけることができるため安全性も高くなります。 サイクリングコースなど交通量がやや少ない場所での疲労回復に用いるポジションです。







